「種なし巨峰」の省力、高品質生産に取り組む

摘要

豊橋市のブドウ栽培状況は、生産農家数約160戸、43ha（平成16年度）であり、その大部分が「巨峰」で、種なし栽培されている。 「種なし巨峰」の栽培は、この地域の立地条件を生かして、無加温二重被覆栽培と無加温一重被覆栽培、露地栽培で取り組まれ、施設栽培は6月下旬から出荷し、露地栽培は8月上旬から9月上旬に出荷している。 JA豊橋は、平成9年4月に豊橋市内の5農協が合併して誕生した。 合併後、旧4農協にあったブドウ生産組織が「ぶどう生産者組織協議会」を発足し、組織の統合や出荷規格の統一に向けて協議されている。 JA豊橋第八事業所管内の大山良夫さん（39歳）のブドウ生産の状況を伺ってみた。