大型施設でトマトの長期生産を目指す

摘要

館林市は群馬県の東端に位置し、東京から約00kmの距離にある。 南北に走る渡良瀬川と、東西に流れる利根川に挟まれ、地下水も豊富なため、キュウリ栽培の盛んな産地として有名である。 その館林市の青柳町で、昨年から最新鋭技術を駆使した大規模ハウスでトマト生産を開始したのが、クリーンファーム青柳代表取締役、日比野幸雄さん、55歳）である。 クリーンファーム青柳がトマトを栽培しているハウスは、10連棟　 （1つの棟の間口は6．4m）、総面積66562mの大型施設である。 建設に当たっては、国と市の補助を受けており、複合経営促進施設として高収益、高付加価値型の企業的経営を目標としている。加えて、労働力として常時10人前後をパートとして雇うことで、地域雇用の確保を行うということも事業目標には含まれている。