花壇苗生産の経営における基本的な問題

摘要

いて述べてきたが、市場側の意見も聞きたいと思い、東京都の大田花きの磯村社長に取引きの状況についてお伺いしてみた。 現在のガーデニング材料の酉の取引きは非常に活発で取引量も伸びている。 この状況は今後も当分このまま続くものと考えられる。 ただし消費の伸びに伴って生産もかなり伸びており、新しい産地も各地で見られている。 そこで当然のこととして、産地や生産者間の競争が激しくなってきている。 取引きされる品の様子を見ても品質に差があるため、市場価格にも大きな差がみられ、毎日の取引きで同じ品目でも最高の価格から極端に安い値段まで大きな違いがよく見られている。 それぞれの品を見ても非常に良く揃って品質の良い品もある反面、さまざまな品のまざった荷も存在している。 ぜひ生産品の格付けを厳格にして揃った品の出荷を行ってほしいと強く要望していた。