新規サビダニ剤の効果的な処理方法と それに応じた収穫後の球根消毒

摘要

チューリップサビダ二 (Aceria tulipae)は、フシダニ科に属し、体長約o- 2腿(肉眼では観察困難)で、淡黄色でうじ虫形、4本の脚を持つ(写真1)。国内では1979年にチュ1リップで初めて確認され、海外から侵入したと考えられる。チューリップ、ニン二クでの発生の他、試験的に.4/きS属植物の一部で寄生が確認されているが、海外では、国内未報告の小麦、トウモロコシなどのィネ科植物での発生も報告されていることから、寄生性の違う系統が存在すると推察される。また、ニンニクゃ小麦では、ウィルスを媒介することが確認されている。