黒田泰輔職員の博±学位論文紹介『競走馬におけるMethicillirrresistant Staphylococcus aureus (MRSA) 感染症および競走馬医療におけるMRSAの伝播について』

摘要

競走馬総合研究所臨床医学研究室主査の黒田泰輔職員は、この度、平成28年9月30日に山口大学大 学院連合獣医学研究科において獣医学博士の学位 を取得したので、その概要を紹介する(写真1)。黒田職員は平成17年に日本中央競馬会(JRA)に 入会し、美浦トレーニング'センタ一競走馬診療所 と栗東トレーニング'センター競走馬診療所で、9 年間競走馬の診療業務に従事した。その後、平成 26年に競走馬総合研究所臨床医学研究室へ配属され、競走馬臨床に開する研究を行っている。競走 馬診療所および競走馬総合研究所において、各種 の細菌感染症の治療とその予防法についての研究 を行い、鹿児島大学帆保誠二教授の指導の下、その 成績を学術雑誌に投稿するとともに、博士論文と して提出し学位を取得した。