エクワイン，デイジーズ，クオータリーからの抜粋

摘要

［エクワイン，デイジーズ，クオータリー］は、米国のケンタッキー州立大学Gluck Equine Research Centerが発行している季刊誌［Equine Disease QuaIteIly］を、軽種馬防疫協議会が当大学の許可を得て翻訳し、日本の軽種馬防疫担当者に配付しているものです。 ここではその中から伝染病に関連する記事を抜粋して転載しました。 ニューマーケットの国際照合センターおよび他の機関から、以下の報告が提僕された。 馬伝染性子宮炎（CEM）が、スウェーデンにおいて4頭の非サラブレッド種に発生した。 馬ヘルペスウイルス1型による流産は、フランスにおいでサラブレッド種2牧場と非サラブレーツド種5牧場での発生が報告された。その他、日本4牧場、ドイツ1牧場、スイス2牧場で発生した。 また、スイスの1牧場8頭は1型による麻痔が発生し、安楽死処分が実施された。 EHVによる流産は、イギリースの4牧場でも発生した（1型3件、4型1件）。 さらに、米国ケンタッキー州の16牧場でも、1型による流産が発生し、そのうち1牧場では9件の流産が認められた。 EHVによる呼吸器系疾患は、フランスで広範囲に発生した。 また、イギリスでも発生の報告があり、2施設のサラブレッド種から4型が同定された。