小笠原国有林および南島の保全管理対策dz:関東森林管理局東京分局

摘要

小笠原諸島は，東京から南に約1千km離れた太平洋上にあって，一度も大陸と陸続きになったことがないことから，生物が独自の進化を遂げ，世界でもここでしか見られない動植物が多く存在し，固有植物種の割合ではガラパゴス諸島を凌ぐともいわれており，「東洋のガラパゴス」とも呼ばれています。 全島の約63％にあたる国有林は，自然環境の中核となっており，とりわけ約1千haに及ぶ保護林は，貴重な動植物や生態系等の保存等に重要な役割を果たしています。