第7回エドウィンゎタン「ー開拓者たれ-いつの日かての地は酪農のメツカたらん」

摘要

北海適に初めて酪農を紹介「酪農王国.北海道」。 全国に知れわたる北海道の代名詞である。 明治の開拓期から、わずか百数十年。 北海道酪農は幾多の困難.苦難を乗り越えて、欧州をしのぐ経営規模を実現し、生乳生産毒は国内の約5割に達しようかという一.大産業に成長した。 その最大の恩人がエドウィン.ダンである。 ダンは明治初期、まだ開拓途上の札幌にやって来た。 直ちに真駒内に牧牛場を建設、北海道に初めて酪農を紹介し、牛の飼い方、牧草の栽培技術、牛乳乳製品の製造技術を伝えた。さらに今日のサラブレッド生産につながる馬産振興に尽力したほか、豚や羊の飼養管理にも力を注ぎ、北海道の酪農．畜産の基礎づくりを行った。 札幌市南区真駒内泉町にある「エドウィン.ダン記念館」は、かつて－の真駒内種畜場事務所の一滴βを移築したものだ。 この地の周辺こそ、真駒内牧牛場が開かれたゆかりの土地であり、今でも多くの道民が訪れ、ダンの業績を思い起こしている。