平成21年春子発生状況（総括）

摘要

今シーズン（20年秋～21年春）乾シイタケ作柄を振り返る。当初より全国的には厳しい情勢が飛び交っていた。宮崎県においては例年3回の収穫ピーク（よく採れる時期）があり満足のゆく収量を確保できるが、今年は一転、2回で終了し大不作に終わるのではと予想された。グラフ①を見て頂きたい。このグラフは宮崎県内37人から収集した毎日の収穫量をグラフ化したものである。収穫量は、乾燥するエビラの枚数を記帳して頂き、枚数を旬別に集計し、その変化をグラフ化している。トータルで4万枚のエビラ数があり生産量に換算すると約24トン相当となるので信頼性は非常に高い。