平成17年の特用林産物の生産動向について

摘要

特用林産物とは、食用とされるシイタケ、エノキタケ、ブナシメジなどのきのこ類、樹実類、山菜類など、非食用のウルシ、木ろうなどの伝統的工芸品原材料及び竹材、桐材、木炭などの森林原野を起源とする産物のうち一般用材を除くものの総称である。 川特用林産物の大半を占めるきのこ類の生産量についてみると、乾シイタケは前年並み。 生シイタケはわずかに減少となった。 エノキタケ、ブナシメジ、エリンギは前年に引き続き増加している。 マツタケは大幅な減少となった。 なお、生シイタケの輸入量は、平成16年に比べて6％の減少となった。 似きのこ類以外については、自炭の生産量が平成16年に比べて9％の増加となった。 (3)特用林産物の総生産額は2771億円で、前年（2911億円）比95.2％となった。