植菌と植薗後の初期管理（生シイタケ）

摘要

近年、食の安全が騒がれる中、生シイタケ生産者を困らせた中国産は、最盛期（平成12年）の4万2000トンから平成20年の4700トンに減少したが、道に、国内菌床は、平成3年の73ノ00トンから平成20年の5万1000トンに急増した。原木シイタケは、平成元年の8万2000トンから平成19年の1万6000トンに激減している。　原木シイタケ激減の中、価格に期待したが、国内菌床の増加により高値が出にくくなっており、現在の不況を考えると、将来も高値を望むことは厳しいと思える。今後、原木生シイタケ生産者が目指す方向は、付加価値を付け有利販売を行うとともに1本当たりの収量を上げることであり、そのため、いかに良いほだ木を作るかがポイントになる。