乾シィタケ生産量500キ口を目指して

摘要

鳥取県では、平成17年度かお、原木シィタケ栽培の新規参入者の確保、森林資源の有効利用を目的に「原木しいたけ新規生産講座」を開し、今年で6期目を迎え.ている。平成U年度に修了した第一湖生として、頑張って生産に取り組んでいる尾崎幸信さんを紹介する。鳥取県東部に位置する鳥取市青谷町は、年間降水量19 00ミリ、平均気温M . 2。cと比較的温暖な気象にある。青谷町は海、山の自然環境に恵まれ、因州和紙をはじめとしたさまざまな産業や文化に彩られた町である。また、青谷上寺地遺跡では貴重なものが発掘され、弥生時代の宝庫となっている。シィタケ生産では、青谷町は、県内ではいち早くクヌギ造林の取り組みや作業道の開設、共同乾燥施設整備などに取り組んできた。シィタケ部会員は現在20人で乾シィタケ経営を主体に県内シュア13%占める産地である。