平成20年度特用林産関連予算の概要について

摘要

政府は、平成19年12月24日の臨時閣議で平成20年度予算の政府案を決定した。 林野庁の概算決定予算については、未来に向けた「美しい森林づくり」の推進と森林吸収源対策への取り組み、木材の加工流通体制の整備と林業生産コスト削減による国産材の競争力の向よなど森林資源を次世代に継承す庵ための予算を重点事項として、全体として対前年度比98％の3854億円とをっている。特用林産関連予算については、「強い林業、木材産業づくり交付金」と「森林づくり交付金」とが一体化した「森林、林業、木材産業づくり交付金（特用林産の振興）」による地方向けの施設整備に対する支援とともに、民間団体向け補助金の「特用林産物消費、流通総合支援対策事業」については、竹資源の利用促進を図るための竹林管理体系の検討、シイタケの適正な流通等に資するDNAの判別技術の普及等について拡充された。 具体的には以下のとおりとなっている。