蹄の微小血管構造

摘要

【はじめに】1990年頃より，蹄の血管構造すなわち，蹄真皮における葉状層および乳酸の特異な血管構造と蹄葉炎との関係についての報告が，散見されるようになった。 そして，現在に至っては，さらに蹄血管の神経支配ににまで言及されるに至っている。 しかし，決定的な発症要因としての定義づけは，未解決のまま残されている。 本発表は，蹄の微小血管構造についての形態学的観察結果を報告するものである。