牛の遺伝性疾患と正しくつき合うために（牛複合脊椎形成不全症（CVM）への対応から）

摘要

今年（平成14年）2月に、ホルスタイン種雄牛の評価成績が公表されたとき、多くの人々はびっくりされたに違いない。 っまり、供給可能種雄牛上位の中に、今まで表示されていなかったCV（保因牛）マークのっいたものが数多く見っかったからである。 特に上位100頭の中に18頭（18％）、さらに上位20頭中9頭（45％）、掲載された新規種雄牛12頭中にも3頭（25％）の高率で保因牛が出てきたのである。