鶏肉飼養農家は大規模化傾向鶏卵1戸当り平均飼養羽数は一貫して拡大

摘要

農林水産省生産局畜産部食肉鶏卵課は平成二十一年十二月、食肉鶏卵に関する最近の情勢を発表した。　平成二十一年度四～十月までの鶏肉の動向を見ると、消費量は対前年同期比丁三％滅となっている。国内生産は、十三年度以降増加傾向で推移し、二十年度は国産志向の高まりから丁五％増になった。輸入量は対前年同期比二八．七％滅となっている。飼養動向は零細飼養者層を中心に減少傾向で推移しているが、出荷羽数三〇万羽以上の大規模層のシェアは、戸数、羽数共に拡大している。　鶏卵の二十一年度四～六月の各動向を見ると、消費は対前年同期比二．三％滅、輸入は同期比八．二％滅、飼養動向は二戸当り平均飼養羽数が一貫して拡大している。　鶏肉、鶏卵の概要は次のとおり。