現状を把握し、適確な処瞳方法を摸索し美行: 省スペースと傾斜地の問題を解決し、処理をすすめる

摘要

島根県は、平地が少なく北東から南西方向に横たわる細長い形状をしている。 中でも山がちの島根半島と中国山地に挟まれた出雲平野は斐伊川、神戸川が運んだ土砂が堆積してできた肥沃な平野で、東西約二〇面積約一〇〇平方の耕地がある。 出雲平野の農業は水田単作が主であったが、最近はブドウを中心とした果樹栽培も盛んに行われており鶏糞堆肥の出荷先としても需要が増えているものの、県面積六、六二八平方の八割近くが林野で、県全体でみれば耕地率は約七％と全国でも下から四番目であり、（独立行政法人農業環境技術研究所より）鶏糞堆肥の購入先となる耕種農家自体は全体としては少ない県といえる。