落葉果樹

摘要

せん定が終わりしだい、結果母枝の誘引、棚付けを行います。結果母枝の間隔は、概ね40-50cmになるようにします。枝の混み具合を見 ながら結果母枝が多い場合は間引きしながら適 正間隔に配置します（写真1)。せん定時に水平 方向の結果母枝が確保できなかった場合は、やや上向きの枝を残すことがありますが、上向き の枝を先端部のみを押さえて誘引すると弓なり になり、新梢の発芽や生育が不揃いとなります (写真2)。やむを得ず上向きの枝を使う場合は、 結果母枝の基部を捻枝して、できるだけ水平に 棚付けします。