西宇和農協における果树园地の流动化に对する支援活动と労働力支援

摘要

西宇和農協管内は、愛媛県の西南部に位置し、佐田三崎半島とその基部2市1町からなり、宇 和海と瀬戸内海に囲まれたリアス式海岸が続ぐ カンキッ地帯です（写真1)。温暖で日照量が多いという自然条件に恵まれ、 特に海岸部中心としたカンキッ地帯は優良ミカ ン産地として全国的に知られています。また、保 内地区や八幡浜地区の内陸部では、伊予柑ゃ富 士柿、三瓶地区ではニューサマーオレンジ、三崎 地区では清見の産地が形成されています。各補助事業等により優良系統への改植、園内 作業道等の園地改良が進み、産地の体質強化が 図られています。さらに、消費者二一ズに対応 した高品質安定果実生産への取り組みの中で、 温州ミカンにおいては、隔年結果是正対策を推進する一方、マルチ栽培の導入や、完熟栽培へ の取り組みを行っております。中晩柑において は、消費低迷が続く伊予柑から品質の高いデコ ボン、せとか、甘平等優良中晚柑への転換が進 んでいます。