6月: 紅まどんなの栽培管理

摘要

6月に入ると一次落果もほぼ終了します。一次 落果期までは最高温度を25°Cで管理してきまし たが、一次落果終了後は28-30°Cを目安に屋根 面フィJレムを巻き上げて換気を行ってください。今月は果実の初綳E大を促進させるための摘果 が中心となります。6月中下旬頃には果実の横径 が2 cm程度となりますので、葉果比50程度を目 安にあら摘果を行います。直果ゃ短い有葉花を摘 果し、5枚以上葉の付いた単性有葉花を主体に残 します。特に樹齢の若い樹ゃ樹勢の弱っている樹 は主枝の先端を全摘果して夏梢を発生させます。 また、若木や高接ぎ樹の成り始め頃は、強い摘果 を行うと果頂部のへそが突出したり拡張する場合 がありますので、極端に強いあら摘果は避けて< ださい。また、残しておいても品質の悪い内なり 果ゃ裾なり果は7月上旬までに摘果します。