特別企画愛媛が誇るブランド果実の生産 販売戦略 part 2--JA東宇和における特殊商材の取り组みについで--

摘要

東宇和農協は、1997年に3農協（宇和町農協、城川町農協、野村町農協）の合併により発足した広域合併農協であり、1998年に明浜町農協の合併、1999年に明浜共選場の営業譲渡を経て現在に至ります。この合併により、農協の管内は、海岸部の柑橘地帯、内陸部の水稲、野菜、落葉栄樹、畜産地帯また、標高1，000mを越える四国カルストに広がる酪農地帯まで含み、きわめて多様な品目の構成で成り立つ農業生産基盤を有しています。柑橘地帯である明浜地区においては、宇和海から吹き上げる浜風と、太陽光、海からの反射光、石灰岩でできた白い石垣からの輔射熱の「3つの太陽」とに恵まれた自然豊かな土地。暖かさと潮風が、紅の濃い引き締まったおいしいミカンを育ててくれる。温暖な気候を生かし温州みかんを中心にポンカン、伊予柑等を栽培しています。県内でも比較的小さな選果場ですので、小回りのきいた生産販売を行っています。