病害防除

摘要

かいよう病は、葉や緑枝、果実に発病し、特に果実 に発病すると著しく外観を損います。近年、台風の襲 来も少ないため、発生も少なくなつていますが、一部 罹病性の品種では越冬病斑の多レ、ものも見られます。 罹病枝葉の除去に努め、園地内の菌密度を下げるよ うにしましょう。また、風傷を防ぐために防風対策、 発芽前の薬剤散布（表1)を徹底しましょう。黒点病は、樹上や園内に放置されている枯れ枝が 伝染源となります。昨年は降雨が多かったため、枯れ 枝が多く発生している園地が見られます。せん定時 にできるだけこまめにせん除しておきましょう。