最近の消費動向と流通の変化

摘要

平成九年産の果実販売は、総じて大変厳しいもので、価格的な結果から言うと今年産は買い手市場となりました。しかし、温州ミカンにおいては、平成一〇年産は平年を下回る生産量となる見込みで、産地にとって有利販売ができる年にしたいと考えております。そのためには、流通側も産地側も頭の切り替えが必要です。 　 産地側の方々には、生産に手抜きがないようにお願いするとともに、我々流通側もあらゆる努力をして、今年産の屈辱を払拭したいと思います。