虫害防除

摘要

四月に入ると、各種害虫は活発に活動し始める。今年は暖冬傾向であり、越冬時の死亡率は低くなることが予想されるので、この時期にできるだけ害虫密度を下げておく必要がある　 （本誌一月号参照）。 冬季の機械油乳剤のミカンハダニやカイガラムシ類に対する防除効果は、一二～一月散一月に散布ができていないところは、次の点に注意して早めに散布する。 ⊙郡瑒婴激幛毪刃卵郡浃堡胨a害がでることがある。 愛媛県南予地方などの暖かい地域は三月上旬、中、東予地方では三月中旬までに散布を終える。 発芽の早いネーブルや伊予柑では、温州ミカンに比べて発芽が早いので、散布時期を逸しないように注意する。