きめ細かな栽培技術と斬新な新技術の導入で高収益を図る ～第10胎国果樹技術、経営コンクール農林水産大臣賞宮崎県完熟マンゴー生産農家：横山一徳さん～

摘要

宮崎県は、豊富な日照量と温暖な気候を生かして、冬場の施設園芸が盛んに行われています。その中でも、近年全国的に注目を浴びているのが、完熟マンゴー「太陽のタマゴ」です（写真①）。　宮崎県におけるマンゴーの生産量は、順調に面積を拡大し、生産量も着実に増えています（図1）。　第一〇回全国果樹技術、経営コンクールにおいて、農林水産大臣賞を受賞された横山一徳（かずのり）　さんは、露地ミカン栽培に取り組みながら、常に宮崎の果樹農家の今後の進むべき方向を模索し、宮崎の立地条件をさらに有効に生かす方法として施設園芸にたどりつきました。