Identification of B and Q-biotype of Bemisia tabaci by loop-mediated isothermal amplification (LAMP) methods.

摘要

2006年１～９月にかけて愛知県内18ヶ所の現地圃場で タバココナジラミ成虫を採取し，分析まで－80°C で保 存した。タバココナジラミ１頭からFukuta ら1）の方法 でDNA を抽出した後，PCR-RFLP 法5）により，あらか じめバイオタイプを確認した。 バイオタイプの識別に用いるプライマーは，ミトコ ンドリアDNA のCOI 領域（バイオタイプQ GenBank accession number: AJ517769，バイオタイプB GenBank accession number: AJ517768）から「LAMP プライマー設計 支援ソフトウェアPrimerExplorer」（http://primerexplorer.jp/） を利用して設計した。バイオタイプB を検出するプライ マーセット（B プライマーセット：B-F3，B-B3，B-FIP， B-BIP，B-FLoop，B-BLoop），バイオタイプQ を検出する プライマーセット（Q プライマーセット：Q-F3，Q-B3， Q-FIP，Q-BIP）の塩基配列を第１表に示した。