持続的流域保全のためのプロジェクトアプローチに関する比較研究: 農民の能力向上に焦点を置いたパナマ運河西部上流域におけるケーススタディ

摘要

リオデジャネイロの環境サミット以降、ナーは持続的開発を達成する為に掲げたAgenda21 を実現するために数多くのプロジェクを実施してきた。 その中でどのようにして農民組織を強化し、農民の能力向上を実現るかは大きな課題となっている。 本研究では、地政学的に保全の必要性が高いパナマ河西部上流域で実施されてきた4つのプロジェクトに閲し、「農民参加の枠組み構築」び「農民の能力向上」という2つの切り口に着目してアプローチの分類を行い、それぞの特徴を見つけ出すとともにプロジェクト終了後の農民グループ活動の持続性につい検証を行なう。