農試本場における試験研究成果の概要: 果樹研究室における研究成果 その1　モモ

摘要

作りやすくて高品質なオリジナル品種の育成を目的として毎年交配を行い，現在約1，100系統について検討しています。 果樹の育種は長い年月がかかり，作出したものは一次選抜を行い，ほとんどが淘汰（伐採）されます。その中で有望と思われるものがあれば，系統名（岡山モモ〇号）を付けて，さらに二次選抜を行います。 現在，平成15年から17年に系統名を付けた岡山モモ1号～6号について検討中です。 昨年は，3系続（岡山モモ2号，5号，6号）を有望としました。 他の系統も含めて引き続き検討する予定です。