病虫害

摘要

今月は梅雨に入り，気温も上昇して高湿度 になるため，各種の病気が発生し始めたり， 進展しやすい時期になります。モモでは下旬 になると早生種の収穫が始まりますので，薬 剤の使用に当たっては適正使用基準を順守しましよつ。灰星病：今年はモモの開花期P者が長く，開花期以降に降雨が多かったため，花腐れや芽 枯れ，枝病斑の発生が多い圃場がみられまレ た。本病菌の胞子が付着したままの幼果に袋 '掛けすると，収穫期の発病の原因となります ので，芽枯れや枝病斑が発生していた園で， これから袋掛けする場合には特に袋掛け前に 薬剤を十分散布しておきましょう。薬剤としてはスペックス水和剤500倍（4又穫14日前ま で，3回以内），ストロビードライフロアブ ル2,000倍（収穫前日まで，3回以内），ベル クート水和剤2,000倍（収穫前日まで，3回 以内）などがあります。