果樹の施肥、肥料を考える(16): 岡山ピオーネ専用肥料057（仮称）苦土人り

摘要

現在，県関係や全農岡山県本部、JAに於いてピオーネ栽培の振興を図っており，県下1，000ha達成に向けて推進中であり，ピオーネの産地化，ブランド化に向けて専用肥料の必要性が高まっている背景があります。 また，県中北部では収穫期が遅く，礼肥，基肥の施用時期が遅くなっています。 このため，肥効の発現も遅れ遅伸びなどになることから，礼肥の施用時期に早く施肥し，一回同時施肥ができる省力型ピオーネ専用肥料の開発に至りました。 この肥料は関係機関，団体の協力のもとに検討をおこない，岡山県のピオーネ栽培に最も適した肥料として開発されました。