露地ブドウ

摘要

ピオーネ君こんにちは。 いよいよ対話も本腰を入れる時期となりました。 本年は発芽から全般的な生育は1週間ほど早まっているようです。 枝や，花穂の貧弱なものは前年の結果過多か，樹勢衰弱によるものです。限られた貯蔵養分は全部効率的に高品質生産に結びつける管理がこの時期です（図1）。 結果量の最終調整は果粒軟化期までに終わらせますが品質向上を望むなら，なるべく早いうちに最終房数にしましょう。 また，省力にもつながります。 通常ピオーネでは結果枝3本に2房の割合で高品質の生産ができますので葉面積に応じた房数にするのが基本です（表1，2）。