ジベレリンとプロヒドロジヤスモンの混合散布による早生、中生ゥン シユウミカンの浮皮軽減技術

摘要

浮き皮とは温州ミカンにおいて著し く果皮と果肉が分離した状態のこと で，この症状になると食味や貯蔵性が 低下するなどの問題が発生する。浮き 皮は温度が一定であれば湿度が高いほ ど，湿度が一定であれば温度が高い ほど発生しやすいことが示されており（河瀬1984)，全国の試験研究機 関に対するアンケート調査の結果，温 暖化により温州ミ力ンの浮き皮が多発 していると指摘されている（杉浦ら 2007)。