団地自治会所有の簡易水道施設の 機能回復補償について

摘要

本件事例は、当局が施行するバイパス事業に伴 い、団地自治会が所有、管理する簡易水道施設の 一部が移転対象となったものであり、既存施設を 廃止して上水道に切り替えることによつて機能回 復を図ったものです。一般国道2号は、大阪市を起点として北九州巿 を終点とする西日本の大動脈であり、沿道地域の 産業や社会活動及び住民の生活において大きな役 割を果たしています。このうち、〇〇市-〇〇市間においては、慢性 的な交通渋滞によって日常生活や経済活動に支障 をきたしており、また、幅員が狭く線形や勾配が 急な箇所も存するため交通事故が多く、さらに、 冬季には、積雪によって交通が一時的にストップ するなどのリスクが高いにもかかわらず、これに 替わる迂回路がないのが現状です。