3段立体ベッドを利用するイチゴのロックウール栽培

摘要

イチゴ栽培では、長時間にわたるかがんだ姿勢での収穫作業や管理作業が必要で、生産者にとっては大きな負担となっている。 高設ベンチを利用したロックウール栽培は立ったまま作業ができるため、作業姿勢の改善効果が大きい。一方で、導入コストに見合った収量が得られない場合もあり、栽培システムの低コスト化や生産性の向上が必要とされている。 そこで、草姿のコ、ンパクトなイチゴの特性をいかして栽培ベッドを立体化し、単位面積当たりの栽植株数の増加による収量の増加を検討する。