新しい鮮度保持技術を活用した鮮活魚「活き鮮魚」流通

摘要

水産業は、高齢化、燃油価格高騰、安価な輸入水産物増加と魚価低迷などにより、その経営が厳しい状況下にある。 一方、食品の安全性が重視される中、水産物についても、さらなる鮮度保持や衛生管理の高度化が求められている。 このため、水産物の高付加価値化や高鮮度化を実現することにより、輸入水産物との差別化を図るとともに、慢性的な魚価安の打開やブランド化といった漁業経僧改善のための取り組みが重要となっている。