フォステラPCV、フォステラPCV '化血研'新製品発売記念セミナー

摘要

フォステラPCV、フォステラPCV "化血研"（フォ ステラPCV)は、サ一コウィルス2型（PCV2)の新 たなワクチン。事故率の改善はさることながら、増体 や出荷体重など生産性にも寄与するとして注目を集め ている。本セミナーでは、大井宗孝氏（(有)豊浦獣医科 クリニック）と韓国のチェ.チャンヒー氏（ソウル国 立大f教授）を招へい。PCV2ワクチン発売後に明ら かになつたサーコウィルス関連疾病（PCVAD)の課 題と、フォステラPCVの効果について情報を提供した。初めに、大井氏が「豚サーコウィルス2型（PCV2) による国内のPCVAD状況」と題して講演した。同氏 はまず日本におけるPCVADの状況を振り返り、 PCV2ワクチンによって子豚期の事故率が改善し、出 荷頭数の回復につながったとした。「2005年の時点では、 多くの獣医師が離乳後多臓器性発育不良症候群 (PMWS)を経済的なダメージの大きい疾病ととらえ ていたが、今は問題視されていない。それだけヮクチ ンの評価が高いということ」とも話した。