危机を好机に变える经营

摘要

鹿児島県は薩摩半島の北西部に位置する薩摩川内市で和牛の一部一貫経営を行う㈱高崎畜産の代表取締役高崎淳一郎さん("歳)は、昨年のロ蹄疫発生に伴う風評被害や枝肉相場の低迷などによる危機的状況が好機へ変化する期待感を、そう表現した。農場では現在、肥育牛八五〇頭、母牛一〇〇頭、育成牛二〇頭を飼養。経産牛の肥育も六〇頭ほど手がけている。三月には一〇〇頭繋養できる牛舎が二棟完成し、さらなる増頭を可能にしているが、経営を見直すことも必要との認識を示し、即座に増頭に踏み切ることは考えていない。すでに、一年間に約三〇〇頭を東京を始め複数の食肉市場に出荷する体制が確立しており、平成十九年には農場の株式会社化も果たすなど経営は安定している。その高崎さんに経営の考え方ゃ肉づくりについて話を聞いた。