IB対策とワクチンプログラム

摘要

鶏の感染症において、ブロイラー、レイ ヤー、種鶏を問わず問題とされ、かつ完全なコントロールが難しい疾病としてIB (鶏伝 染性気管支炎）があげられます。実際、日本 においては、ノ《リアントタイプ（変異型）の IB出現以降、多くの新しいIBワクチンが発売され、現在もそれは続いています。一方、農場に最適なIBワクチンを決定す るためには、抗体検査ではなく、農場からの IBウイルスの分離培養と各ヮクチンの陽性 血清を用いた中和試験が必要です。しかしな がら、現実的には実施はほぼ不可能であるこ と力ゝら、鶏の状態および成績と、抗体検査をIB関与のトラブルがある場合には、異なるIB ワクチンに変更して成績をチユック、有効性 を判断しているのが現実です。