消費の二極化に対応した商品開発と国産原料への回帰-食肉3社の2012年商品、販促展示会にみる販売戦略-

摘要

長引くデフレ傾向の中で価格訴求商品の需要が依然として続いている。一方で、"プチ贅沢""身 近で本格派" "健康志向"といった付加価値商品に対する需要が高まり、消費の二極化をもたらした。 経済状況を反映しての内食化が進行する中、無駄を排除し実質的、機能的なものを求める消費傾向 がもたらした結果といえる。1月下旬に開催された日本八ム(株)、伊藤八ム(株)、スターゼン㈱の展示会から、各社が分析してい る消費傾向、今年の新商品や販売促進の提案の傾向など^探ってみた。