熟成牛肉の普及定着に向けた活動を本格化一発足から3年目を迎える日本ドライエイジングビーフ普及協会の取り組み一

摘要

2年前に発足した日本ドライエイジングビーフ普及 協会（略称= JDBP，会長=服部津貴子、服部学園 服部栄養料理研究会会長）は，この春から熟成牛肉 の普及'定着に向けた活動を本格化させている。一 定レベルを超えた熟成カ卩ェ者の認定制度を3月にス タートさせたのに続き，近く認定を受けた熟成加工 者から出荷されるドライエイジングビーフに貼付 する「JDBP技術認定ビーフ」シールの発行，さら にドライエイジングビーフの適切な調理技術を有 する者の、「調理技術認定」も行い，ドライエイジング ビーフの認知度を高めていく計画だ。一方で，牛肉 熟成技術の向上のための取り組みにも積極的で，会員 を対象にしたドライエイジングビーフ、セミナーを 開催（3月15日，東京都渋谷区、服部料理専門学校） したほカゝ，6月下旬には4泊6日のスケジユールで 熟成牛肉の先進地であるァメリカ'ニューヨークの 食肉店やスーパー，レストランで熟成牛肉の加工， 販売最前線を視察するツアーも実施している。