農政改革大綱、農政改革プログラムにおける農村の整備

摘要

本稿は、平成10年度農村組合整備研修会（平成11年3月4日、中央大学駿河台記念館にて本財団開催）における講演の速記録を、講師の了解を得て，一部修正のうえ掲載するものである。 ご紹介いただきました、農林水産省地域計画課の島田でございます。 私の話ほ、今回の食料、農業、農村基本問題調査会答申及び慶政改革大綱における農村の整備の方向についてです。昭和36年に現行の農業基本法が制定されて以来かれこれ37～38年経過し、必ずしも現況にそぐわないという認識のもと，その見直しに入ってい資す。 「農政改革大綱」は、この（平成10年）12月8日に閣議決定され，新しい農業基本法に盛り込むべき基本的な考え方がまとめられたものです。 なお農業基本法については、今後（平成11年）4月～5月頃に国会で審議されると伺っております。