平成27年度畑地かんがい技士登録資格認定試験問題と解答: 平成27年9月11日実施

摘要

以下の文章において、正しくない表現5箇所に下線と番号（(1)-⑤）を記し、それぞれ訂正した表 現を解答欄に記なさい。（下線と番号は問題文に記し、解答欄には、訂正のみでよい）灌漑方式は多岐にわたるが、自然条件や営農条件を考慮して適切な方法を選択することが重要である。スプリンクラー灌漑は、圧力水をノズルから噴霧状に散水する方式である。土地改良事業ではよく 対象とされる力、地形や土性に大きく影響される欠点を持つ。多孔管灌漑は、穴あきパイプやチュー ブに圧力水を送水して帯状に散水する方法である。ビニール下に敷設することにより、マルチ栽培に も対応できる。点滴灌漑は、エミッターと呼ばれる滴下孔より株元に給水する少量頻繁灌漑に適した 方法であるが、スプリンクラーや多孔管灌漑に比べ、かなり高い水圧を必要とする。この他、うね間 灌漑やボーダー灌漑などの地表灌漑もある力、これらは土壌の透水性が大きい場合には適用効率が悪 くなるため注意が必要である。