まったけ輸出は農村近代化の基幹産業香格里拉まったけのブランド化をめざす

摘要

中国のチベット自治州香柏里拉（シャングリラ）県で開催されたまつたけ祭りと国際会議に参加した。 中国雲両省のまつたけ輸出は年間1500トン以上といわれ、香格里拉県はそのほぼ50％近くを輸出している。 貧困少数民族を多く抱える地元政府にとって、まつたけは農村の近代化を促進する重要な基幹作物。残留農薬問題で中国産のイメージが低下する中で、政府は一般的なイメージの中国産との差別化を図り、「シャングリラ」ブランドの確立をするためのプロモーションに力を入れ始めた。