ハウス栽培における水需要実態の検討（北海道開発局）

摘要

本調査は平成15年度に農林水産省農村振興局の「用排水、ほ場整備基礎諸元調査」として、北海道開発局の担当で実施されたものであり、『平成15年度用排水、ほ場整備基礎諸元調査　用水（畑）報告書』（平成16年3月　 社団法人農業土木学会）から委託者の了解を得て引用転載したものである。 共和地区におけるスイカ、メロンへのかん水状況（タイミング、回数、量など）、かん水効果（収量の安定性、高品質化など）やかん水作業の省力化、地域の施設管理体制などへの受益者の評価などから、地域の畑地かんがいの実態を詳細に把握し、畑地かんがい事業による施設整備の評価、今後の課題の明確化と今後展開されていく地域への反映に資することを目的とした調査である。