Ptは利上げ懸念で調整も小口投資で反発Pdは実需堅調も投機少なく＄600～700で推移か

摘要

プラチナとパラジウムの国際相場（LBMA午後）は，14年夏から続く価格調整の流れを引継ぎ，1月に今年最安値を記録したものの，以降は8月まで値を戻した後，再び価格調整に入っている。プラチナは1月下旬の814ドル／ozを底に反発し，8月上旬に1，182ドルまで一気に上がった後，足元（10月18日付）は940ドル。パラジウムも同じく1月中旬に470ドルまで下落し，8月上旬にピークの730ドルに借を戻し　足元は639ドルで推移している。