67th IIW Annual Assembly of IIW （International Institute of Welding）第XIII委員会参加報告

摘要

国際溶接学会（International Institute of Welding：IIW）は、世界的な溶接技術の発展を目的として、我が国を含めた13カ国の溶接関連学協会が中心となり1948年に設立された。現在では、56カ国が参加している。IIWの会合は、年1回の年次大会と関連団体が主催する地域大会からなっている。最近の年次大会は6日間開催で、第1日（委員会、開会式）、第2日～5日午前（委員会）、第5日午後～6日（International Conference）で構成されている。委員会は16から構成されている。各国を代表する団体がIIWのメンバー団体となっており、参加者はそこを窓口として年次大会に参加する仕組みとなっている。日本の窓口学会は溶尋妾学会であり、IIW「に対応するための日本溶接会議（JIW）が組織されている。また、IIW各委員会の日本代表が決められている。IIW各委員会の委員長は、各国代表の投票によって決められる仕組みである。研究委員会以外にも、溶接に関する教育や資格に関する検討グループも組織されている。