環境にやさしい塗り床塗料

摘要

塗り床塗料は，1960年頃から美観性を目的とした乾燥造膜形塗料が使用された。 その後，高耐久性を有するエポキシ樹脂やポリウレタン樹脂などの反応硬化形塗料が使用され始め，現在に至っている。 これらの樹脂を主成分とする塗り床塗料は，所定の性能を長時間保持することができ，施工性がよく，施工コストが適正なため多く普及した。 また，樹脂が反応系で強固な結合を有するため様々な機能性材料（防滑性，導電性，抗菌性など）を付与することが可能であり，要求される用途により多くの重科·システムが開発された。