英ケンブーノッジ大学に高感度DNAチップが採用

摘要

東レはこのほど，同社が保有する高感度DNAチップ「3D－Gene」とこれを用いて血液からマイクロRNAを解析するための試薬，機器を欧州で販売開始した。これらの製品は，疾患の検査·診断に役立っバイオマーカー探索に威力を発揮する。まず英国ケンブリッジ大学の実験支援施設（Canbridge Genomic Servicei）でこの解析システムが採用され，「3D－Gene」を用いた技術での受託解析が開始されている。同実験支援施設はケンブリッジ大学内での遺伝子解析における中心的な施設であり，各種遺伝子解析技術との性能比較の結果，東レの解析システムが同施設に採用されたもの。