日立ハイテク，示差熱熱重量同時測定装置を発売

摘要

日立ハイテクサイエンスは世界に先駆けて，1，000℃まで試料観察ができる示差熱熱重量同時測定装置「STA7200RV」を発売した。熱分析装置は物質の熱に対する基本的な性質（熱物性）を測定する装置。物質への出入りを測る“示差熱分析（DTA）”，“示差走査熱量測定（DSC）”，重量変化を測る“熱重量測定（TG）”，長さの変化を測る“熱機械分析（TMA）”，弾性率を測る“動的熱機械測定（DMA）”などの手法がある。材料の研究開発や品質管理などで幅広く使用されており，同社は国内トップシェアを誇っている。