光学着艦援助装置とクラッシュ・バリアー

摘要

「三種の神器」とは日本独特の表現だが，近代空母にとってもっとも偉大な発明3つといわれれば，蒸気カタパルト，アングルド・デッキ，そして光学着艦援助装置だろう。この三大発明が実用化されたのは，後退翼のジェット艦上機が出現した1950年代のことで，全通飛行甲板やアイランド，エンクローズド・バウのようにイギリスで生まれ，アメリカで育まれた。